yohaku blog

シンプルに生活していきたいと思いながらの日々の記録

無職の金曜日に思うこと

無職になって、早半年が過ぎて行きました。

寒かったり、花粉が飛んだりする季節が去り、梅雨に入り、もうすぐ夏がきます。

4月に内定が出て、採用は夏以降と言われていましたが、あまりに漠然としていたので問い合わせてみました。

その結果、あくまでも未定だけれど、このまま世の中が落ち着けば9月半ばからとのことでした。

やさしく、もし他のところに採用決まれば遠慮なく、とも言われています。

 

こ、こ、これはもう辞退してくれという静かなメッセージなのだろうか…。と、微妙な気持ちになりました。

早いとこ見切りをつけて再就活したほうがよいのか…、せっかく見つけた職場だし、じっと待つべきか…、悩むところです。

 

働いている頃、朝が苦手なわたしは、このまま平日寝続けられたらどんなに幸せだろう、と毎朝思っていました。

しかし、いざそうなってみると、半月程はその幸せを感じることができましたが、その後は決まった行く場所のない生活に毎朝絶望します。

10年以上やってきたことがすべてなくなってしまうような謎の危機感。

所属があって、名刺があって、家以外の自分。

離れてみると、仕事をしている自分が案外好きだったのだと気づきました。

 

休前日のお酒の美味しさや、休日の朝寝坊や、日曜の夜のがっかり感、カレンダーの祝日探しも、全て働いていたから味わえる特別なことだったのだと感じます。

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今日は金曜日の夜。

休前日を喜ぶ夫をうらやましく思う、

無職の妻なのでした。