もともと、モノを増やしたくないという思考になってからは、漫画を集めることなど考えられなくなっていました。
もともと、集中力もあまりないので、漫画は読まなくなっていました。
が、ハマってしまった。
「それでも愛を誓いますか?」。
現実的で、人間の心情を描くものはもともと好きだったので、違和感なく。
一巻が出た時から毎回発売を楽しみにしていました。
30代半ば、夫婦2人の生活、仕事、子供…。
扱うテーマと主人公の心情が痛いくらい分かります。
なかなか友人に会えない今こそ、この漫画を読んだ人と語らいたいともどかしいです。
今の自分を振り返ると、ホントに毎日何となくただ過ぎていく日々なのですが、
足を止めて深く考えると、とんでもない沼にハマりそうな妙齢を生きる今なんだなぁと思います。
自分がどうなるかはわからないけれど、女性として生きる上で、結婚=こどもを持つこと=女性の幸せ とは限らないと常に思っています。
この漫画では、そのあたりの絶妙な葛藤が表現されているような気がして、痒いところに手が届いたような感覚を覚えました。
漫画の発売をこんなに待ち侘びるというのも、なかなか良いものです。